3 Enterococcus(腸球菌)
腸球菌は,比較的頻度が高く,E. faecalisによるものが多い.セフェム系薬は自然耐性を示すため,治療に用いない.PcGに対する感受性も良好でないため,
ABPCとアミノグリコシド系薬の併用療法を行う438),540)(クラスIIa,レベルC).ペニシリンアレルギーに対しては,VCMかTEICを用いる.
小児期心疾患における薬物療法ガイドライン
Guidelines for Drug Therapy in Pediatric Patients with Cardiovascular Diseases ( JCS2012)