1 治療の適応
(1) 失神,めまい,心停止など症状のあるもの.頻拍誘発性心筋症,心不全などの既往のあるもの.
(2) 運動負荷で再現性をもって,心室拍数200 以上の非持続性心室頻拍が誘発されるもの.または非持続性心室頻拍多形性心室頻拍が誘発されるもの.
(3) 運動とは無関係に心室拍数200以上の非持続性心室頻拍が繰り返しおこるもの.
(4) 多形性心室頻拍が頻回に見られるもの.
小児期心疾患における薬物療法ガイドライン
Guidelines for Drug Therapy in Pediatric Patients with Cardiovascular Diseases ( JCS2012)